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アンナリーザ・ドミノーニ
マリア・ソメーラ・グロッシ

コンスタンス・M・アダムス

尾登 誠一 八木澤 優記
(日本)

セシリア・ハーツ

東京藝術大学美術学部デザイン科教授。八木澤優記氏(東京藝術大学デザイン科非常勤講師)と共に参加。JAXA(宇宙航空研究開発機構)との共同研究「微小重量空間における芸術表現の未来」、「宇宙茶室2〜微小重力空間における"柔"環境デザイン〜」を行う。JR東日本(株)鉄道橋梁色彩マニュアル、関西新空港高速湾岸線料金所色彩デザインなど

オルガ・K・バノーバ

止まり木バードハウス
地球で使用する全ての家具は、常に重力環境下において、それぞれに相応しい機能・形態・構造・素材等が決定されます。しかしながら微小重力環境は、人間を浮遊させ、いわゆる椅子やテーブルの必要性を希薄とさせます。宇宙では、180度の発想転換によるデザインが可能であり、μMovableは、宇宙のμg(微小重力)において観られる液体の球体化にヒントを得、鳥の生態からイメージし、止まり木"的家具として位置づけることができます。
家具は、一般的に人に対して外部としての存在ですが、提案は家具に潜り、包まれるような感じ、つまりインナー家具といえるかもしれません。造形は、空気膜の構造により内側に空間を有し、透明な開口部をもつ直径
1300mm?の球体で、それはまさに鳥の巣を連想させます。μG Movableは、12個の五角形ユニットと20個の六角形ユニットの計32で構成され、プラスチックリベットの連結によるため、損傷時における部分的ユニットの交換も可能です。

微小重力下における安息の姿勢は、母体の中、子宮に浮く胎児の姿勢に近いといわれますが、生命が宿る子宮は、いうなれば、人間に最も近い宇宙なのかもしれません。ミクロとマクロが生命観で繋がれている。宇宙は大いなるマトリクス(母型)だという思いを込めデザインしました。

アニリール・セルカン

尾登 誠一 八木澤 優記

十亀 昭人

アルトゥーロ・ビットーリ
アンドレアス・フォーグラー
セリーヌ・ローリエ

マリア・J・デュラオ