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アンナリーザ・ドミノーニ
マリア・ソメーラ・グロッシ

コンスタンス・M・アダムス

セシリア・ハーツ
(スウェーデン)

セシリア・ハーツ

ランド大学理工学部で修士号を取得、住宅建築を専門分野とする。デザイン会社「umbilical design」を設立し、宇宙や鉱山・油田など地球上の極限的な環境のためのデザイン活動を行っている。NASAのジョンソン宇宙センター(JSC)、欧州宇宙機関(ESA)と共同で有人宇宙飛行のための宇宙船内部のインテリアデザインとレイアウトを提案した。彼女のデザインは欧州宇宙機関のSpace Expoで展示された。

 

オルガ・K・バノーバ

摩天楼バードハウス
摩海楼は沖合に設置される高層建築です。作品の背景にあるのは、ますます高まる人口密度と海面の上昇です。
市外の海の中に、海底に固定した状態での設置となるでしょう。主要部分は蜂の巣のような構造物です。そのため壁面の間に六角形の空間ができますが、そこに規格化されたプレハブ住宅が取り付けられます。その規格住宅の奥行きはさまざまですが、一つの摩海楼から他の摩海楼へと取り外して移動することができます。
摩海楼の中心には穿孔した背骨管が通っていますが、それが電気や水やその他のインフラを規格住宅に供給します。
そこで消費される電力は、太陽と風と水をもとに周辺で発電します。

セシリア・ヘルツの参加について
セシリアの仕事は、ヨーロッパ宇宙局やNASAと協力して、宇宙空間のデザイン及び宇宙空間産業から消費者向け製品への技術移転です。
バードハウスプロジェクトへの参加に際してセシリアのねらいとするのは、自然と生物模倣学と宇宙空間産業の技術を統合して未来の住まいの概念を創り出すことです。
現存の技術であっても今までにない使い方をすることで幻想的であると同時に実現可能であるものが創り出されます。
このアイディアが最初に閃いたのは雪片とその対照的な六角形からです。それを寄せ集めより大きなものとするうちに、蜂の巣の形に発展して大きい荷重に耐える構造物となったのです。
さらにそれが拡大して一つの建築物になり摩海楼にコンセプトが開発されたのです。

アニリール・セルカン

尾登 誠一 八木澤 優記

十亀 昭人

アルトゥーロ・ビットーリ
アンドレアス・フォーグラー
セリーヌ・ローリエ

マリア・J・デュラオ