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喜多俊之
タッカー・ビマイスター
スダカル・ナドカルニ(インド)
あるとき、夢をみました。背中にはねが生えて空を飛び回っていました。“あれ、見て!”森の中にいた鳥、空を飛んでいた鳥達が何やらささやきあっています。“人間だ”鳥が鳴きました。“僕たちの巣を壊して自分達のをつくってる。”その鳥が私のはねをくちばしで軽くはさむと私はもといた世界に戻っていました。そして、あたりを見回しはじめました。本当だ。鳥達のささやいていたとおり、私たちは間違ってる。決まりごとだらけのデザインからぬけだして、図面には感じたままの鳥の家を描くことにしたのです。鳥達が犠牲をはらってくれたのもすべてに対して、私達はお返しをしなければ。この鳥の家を置くことによって鳥と私達の距離が近くなればと願っています。自然の植物と動物がともに生息するのを再確認し、生き物達が季節のリズムにあわせながら歌う声や、喜びと美にあふれた音に耳を傾け、我々はともに在ってひとつなんだよ、というメッセージを知るのです。
シーモア・パウエル
1938年生まれ。ボンベイで応用美術の学位修了後、ドイツでインダストリアル・デザインの学位を修得。インダストリアル・デザイン・センターで教鞭を取るかたわら、公共機関(Voltas, Ministry of HRD Industry, Rellance Industry, Crompton Greaves 他)などの環境をプロダクト・デザインの顧問としても活躍している。国内外でも論文が紹介されている。ICSID会員。
ドルビーノ&ロマッツイ
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