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喜多俊之（日本） | |||||||||||||||||||
1942年大阪に生まれる。69年よりイタリア、日本で制作活動を開始。フランス・ポンピドゥｰセンター10周年記念招待作家にて未来空間を提案。ヨーロッパを始め国内外で作品展を開催。90年にスペインの工業デザイン大賞"デルタ・デオロ賞"金賞受賞。JID賞、アメリカプロダクトデザイン賞トップファイブ・インターナショナルDACRONデザイン賞等を多数受賞。 | 遠い太古の昔からその伝統を今に伝えて、鳥たちは日常の暮らしを自然とのかかわりの中で営んでいる。巣作りの技やその方法を備えた遺伝子をもつ卵を永々と産み続けている。彼等は文明の中に浸る人類に、多くの示唆を与える。鳥達が大切な卵を雨や日光、外敵から守るために作る巣は見事である。私たちの伝統の家にも日光や雨が直接部屋に入ってくるのを防ぐ優しい軒や暮らしの中の工夫が必ずあったように。今回のバードハウスはそんな思いで大きな軒を提案した。 | ||||||||||||||||||
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