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アレッサンドロ・メンディーニ

アレッサンドロ・メンディーニ
(イタリア)

 

リチャード・グラックマン

1931年 ミラノ生まれ。雑誌“Casabella”“Modo”“Domus”の元編集長。アルキミア事務所での仕事として、あるテーマについての研究論文を出版。家具、環境デザイン、絵画、設備デザイン、建築デザインなどを手がける。Alessi、Philips、Cartier、 Swatch、Herme´sなどの会社とコラボレートして、東洋地域におけるイメージやデザインなどの工業コンサルタントをしている。“エルサレム芸術デザインアカデミーベザレルの名誉会員。1979年と1981年にゴールデンコンパス賞を受賞。フランスでは、“Chevalier des Arts et des Lettres”と称される。ニューヨーク建築連盟から名誉勲章を授与されている。ウィーンの “Hochschule fur Angewandte Kunst”で教授だった。彼の作品は有名な美術館や個人コレクター宅に所蔵されている。1989年、兄弟であるフランチェスコとアトリエ メンディーニをミラノに設立。イタリア国内においては、オメニャにあるアレッシーの工場、トリエステのオリンピック競技用プールを設計、ナポリでは、地下鉄の設計と市役所(歴史ある公共建築?)の修復に携わる。日本の広島にあるタワー、オランダのGroningenにある美術館、スイスのLuganoの町を設計、ドイツではHonnoverのMadsack社を設計、Lorrachの百貨店、ヨーロッパ、USAでの多数の建築を設計。

オディール・デック

 世界の多くの近代都市は、一様に均質化する傾向にあります。この作品は、その中に特徴的な「美」をもったフォルムを導入しようというコンセプトから生まれました。それは象徴的なフォルムでもあり、世界中、どの都市に置かれても、またどのような大きさ、プロポーションによっても通用するように考えました。さらに、高さを変えながら、複数の超高層ビルとして繰り返し使い、ひとつのスカイラインを形成するというイメージももっています。それは、世界中のすべての人々に愛されるフォルムとなります。薄紫色は、非常に繊細な色で、空と大地との対照、あるいは朝日や夕暮れの光の色とマッチするよう考えたものです。これは、「彫刻としての建築」という、私が現在研究を進めているテーマの、ひとつの解答でもあります。

メンディーニ氏への質問
・子供の頃の夢は?
ウォルト・ディズニー
・子供の頃のヒーローは?
ミッキー・マウス
・環境について思うこと
いろいろな意味での暴力によって、危機にさらされており、保護する必要があります。建築やプロダクトによって保護するという考え方もあります。・美術館の役割について美術館は今、もっとも大切な建築です。なぜなら、「クオリティ」を集め、保護する空間だからです。
・建築家になったきっかけは?
「イメージ」に大変興味があったからです。建築は、他のアートに比べ、より多くの「イメージ」を扱い、それらを組み合わせる技術なのです。・世界の子供たちへのメッセージすべての人を愛しなさい。

アクセル・シュルテス

ウィル・アルソップ

チェーザレ・マリーア・カサーティ