ひとりでも多くの人にバードハウスを考えてもらうこと
地球の未来を考えてもらうこと。
それがバードハウスプロジェクトのコンセプトです。

バードハウスプロジェクトとは?
<Quicktime ムービー版>

バードハウスプロジェクトは、「未来の地球環境」を、最も小さな人工住空間「バードハウス」に置き換えて表現することにより、人と自然が豊かに共存する「新しい地球環境」のヴィジョンを模索するプロジェクトです。
活動の中心は、2年ごとにテーマを決めて開催する「バードハウス展」の企画運営。毎回各分野のトップクリエイターにバードハウスの制作を依頼し、作品に託した地球環境への提言を、展覧会を通して広く紹介しています。
近年は、学生たちが制作したバードハウスのコンペを開催したり、ディスカッション形式の「バードハウスカフェ」を行うなど、若い世代に問題意識を持ってもらうワークショップにも力を入れています。
バードハウスプロジェクトの活動を通じて、私たちの考え方に賛同する多くの仲間を世界各地で得ることができました。彼らがそれぞれの国でバードハウスプロジェクトの事務局を立ち上げ、独自の活動を始めています。国の違い、文化の違い、言葉の違いは、未来環境のビジョンにきっと豊かな多様性を与えてくれることでしょう。ひとつの活動の環が次々とつながって、未来の地球環境を作り上げていく―そうした動きが、今、現実のものになろうとしています。

 

世界中からのメッセージを世界中のみんなに伝えるためにいろいろな場所で展示を行っています。(上/北九州博覧会展示風景 下/ロハス・デザインウィーク2006

バードハウスカフェの開催

NASAの新プロジェクトのミーティングは、夢(ヴィジョン)を語り合うことから始まります。そこで語られた夢の数々が、100年前のおとぎ話を現実の世界にかえてきました。
「夢を語り合うこと」は人間に与えられた最強の魔法なのかもしれません。

想像してみてください・・・
未来の地球とそこで営まれる私たちの生活を。
きっと人間の数だけビジョンがあるはず。
それを形にすれば、もっといろいろ見えてくる・・・
それが、バードハウス(鳥の巣箱)。
人間の手になる最も小さな、そして最も自然と調和した住空間。
鳥の営みも人間の営みも、同じ地球の環境を構成する同じ一つの環の形。
さあ、想像の翼にのって、私たちのバードハウス
「地球」の未来を探しに行こうよ。
行く先はあなた自身が紡ぐ。

 

子供たちの自由な発想から何が生まれるの?
(箕面自由学園)

シンポジウム・講演会の開催などの活動。