| 1937年イタリア、ジェノヴァ生まれ。ミラノ工科大学建築学部を卒業して父の仕事である建設業を手伝い、後にフランコ・アルビーニにデザインを学ぶ。1965?1970年、フィラデルフィアのルイス・カーン、ロンドンのZ.S.マコウスキーの下で働く。1970年代から80年代にかけて、リチャード・ロジャース、ピーター・ライスなどとともに設計活動を行う。空港施設では、関西国際空港旅客ターミナルなどを手がけた。 | | もし、私が鳥ならば、長い距離を飛んだ後に休息する場所は、風に逆らうのではなく、風に揺られて動くようなところであってほしいと思います。空を飛ぶ鳥のように、そよ風に揺られて向きを変える家です。硬い表面 よりも、かすかに動いているところに降りたほうが、鳥にとっては居心地がよいのではないでしょうか。また同時に、ひな鳥がすみやかに安定飛行に十分なスピードが出せるよう、表面 がわずかに高くなっているのも大切です。 | |