参加校一覧 |
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世界で25校、358作品が参加 | ||||||
<金賞> | ||||||||||
Take under our wings | ||||||||||
人間と鳥が共生するということは、それぞれお互いの役割を分かち合う、ということです。鳥には餌と空間が必要ですし、我々人間との何らかの感情のやり取りも必要です。一方人間には鳥の美しい姿や声に接し、鳥と気持ちを交わしあうことが必要なのです。 Sottae(木製の鳥) | ||||||||||
<銀賞> | ||||
Electromagnetic Interference Countermeasure Birdhouse | |||||
パソコンや携帯電話などの電子機器の普及に伴い、電磁波による新たな環境汚染が問題となってきている。人体に対する電磁波の有害性はまだ実証された訳ではないが、大気中を飛び交う様々な電磁波の影響を既に鳥たちは敏感に察知しているかもしれない。人工システムが作り出す不可視の電磁環境が動物の生態系に影響を与えている可能性は、ラットやウサギを用いたマイクロ波の曝露実験において指摘されている。そこで今回提案するのは、電磁波から鳥たちを守る防磁機能をもったバードハウスである。鳥の軽快な飛翔をイメージし、構造体を兼ねたシールド材にアルミニウムとゴム・フェライト系電波吸収体を用いて軽量化を図る。情報化社会のデータ洪水を切り裂き、大空を疾走する戦闘機のような住宅を鳥たちに贈りたい。 | |||||
人間と鳥のコラボレーションによるハゲ森再生計画 | ||||
人間だけで森林再生していくのではなく、動物たちの力を借りることで少しでも自然の回復がスムーズにできればと考えました。鳥の糞により植物の種が運ばれることに着目し、その機能を利用して、ハゲ森と周囲の森の生態系を繋ぎ、本来の姿を取り戻させるという再生計画です。鳥だけではなく、他の動物たちの力も結集しても森造りを進めるることができたら ? そんな祈りを込めてこのバードハウスを提案します。 | ||||
<博覧祭協会特別賞> | ||||
無題 | |||||
都市を大きな森と考えると鳥が住む、休む所はどこにあたるのだろう?人とある程度の距離を保ち、共存していける場所。ビルの隙間。都市の中で暗い、冷たいなどネガティブな場として捉えられてきた。人が入っていくことなく、距離をおいておける場所。今まで人は巣箱をつくることで、鳥を守る=隠すという人間が主体の考え、つまりそれは共生というより強制という形をとっていた。そこで、ビルの隙間に枝を通すことで、自由に鳥が選ぶことのできるテリトリーの提案。面ではなく線で構成することで、空間は鳥をやさしく包み込む。 | |||||
CELL | |||||
私たちはバードハウスのテーマとして「細胞」のイメージを用いました。それは「細胞」が生き生きした個の単位であり、その生長につれて他の個を産み出すことができ、その点が実社会と同じだからです。 | |||||
Birdhouse ?Nature Tube? | |||||
近代、我々は機械をメタファーとして住宅を生産してきた。近代建築は一元的にはとらえられない人間の生活を、機能を基に分割し、計画する。人間の不可視の部分を切り捨て、形而下の見地から建築や都市を計画してきた結果、その試みはことごとく失敗に終わった。 | |||||
<博覧祭協会特別賞> | ||||
Bubbles | |||||
大気や水の汚染反対の思いが、このコンセプトを生みました。雨となって空からやってきた水は、いろいろな仕事をした後に蒸発して、また空へと帰っていきます。その循環を汚染が妨げるので水は昔のようにきれいではありません。汚染は環境を悪くするだけでなく私たちの思考力のじゃまをします。 | |||||
Bamboo | ||||
現在ではコンピュータの急速な発展により、いつでも身近に仮想空間を、そしてそれを使ういろいろなことを経験することが出来ます。私たちは、そこからアイデアを手に入れ、将来、生活環境をコンピュータによる自動制御可能な空間にする、これをコンセプトのねらいとしました。地上の生物は進化を続け、環境は変化して止むことがありません。人間と動物の生き方も日に日に消長を繰り返します。こうしたことは、テクノロジーの進歩と人口の増大のために、将来避けられないだろうと思われます。限られた空間のために将来は集団生活がどうしても必要となるでしょう。そこで、我々は生活空間の予測をし、それを設計してみました。 | ||||
無題 | |||||
紙のショッピングバッグという自然素材でできたハンディーな巣箱。折り畳み式なので、誰でもどこにでも持ち歩き可能で、簡単に設置することができ、サイズも豊富。いずれは土に還るので環境への負担が少なく、しかも非常にローコストという、現代社会が求めるエコロジカルライフの要素が総て盛り込まれているバードハウス。 | |||||
<奨励賞> | ||||
Brother 兄弟 | |||||
このバードハウスは瓢箪の形をした皮の硬い植物で、遺伝子技術で人工的に作り出されたものである。バードハウスとそこに住んでいる鳥とは独自の生態系を内包し、バランスをとりながら同棲同体の形で生きている。鳥は硬い皮の植物の中に住み、皮の内壁にくっついている実を食べる。そして鳥の糞とほかの老廃物は分解されて、バードハウス自身を育てる養分になる。 | |||||