豊かな自然の調和の中に、人々の暮らしが存在していた頃、澄んだ川の水に紙の原料、楮の樹皮を晒す風景が長良川上流沿いに広がる美濃地方の河川に見られた姿であった。 | ||||||||
喜多俊之 | ||||||||
1942年大阪に生まれる。 | ||||||||
幻想と現実の機能、張力と圧縮、紙とワイヤー、これらの二つのバランスを慎重に考慮して制作しました。バードハウスの基本的な機能は、底面 と底面と合体させた二つの4面ピラミッドの中に包み込まれています。上部はウェザーフードとして、和紙に可能な範囲で悪天候などの外的要素からバードハウスを守るようにデザインされています。 | |||||||
ブランド・グリフィン | |||||||
有人宇宙船の指導的設計者の一人である。自分の会社を始める前に、 ボーイング社で12年間働き、そこで宇宙船と宇宙基地、月面 歩行服(lunar rovers)宇宙服の設計をした。ジョンソン宇宙センターで、3回の奨学金を受け、現在国際宇宙大学の学部長である。 | |||||||
紙の源流を探しに常夏の島を訪ねたとき、人にも鳥にも様々な棲み方のあることを知りました。その土地にある最もありふれた素材を集めてつくられる棲はとても心地よく利にかなっています。 | |||||||
伊部京子 | |||||||
1967年京都工芸繊維大学大学院卒業。 | |||||||
このバードハウスは、第一に和紙の質感を楽しめるように作られています。 | |||||||
デヴィット・ニクソン | |||||||
1967年京都工芸繊維大学大学院卒業。 | |||||||
私は、バードハウス・デザイン展を通じて、バードハウスとは自然に対する我々の役割を表現したものだと感じています。最も広い意味において、人の役目とは、地球上の全ての生命を守るということです。20面 の和紙からなるこの作品は、バードハウスの思想と地球との関係を表現しています。 | |||||||
マーク・コーエン | |||||||
1952年ニューヨーク生まれ。ミシガン州立大学において博士号取得、コロンビア大学にて建築学修士取得、プリンストン大学にて建築士を取得する。 | |||||||
鳥を見ていると私達の心は空に向かって飛び立ち、素晴らしい未来の夢に向かって希望にあふれています。この地上に、彼らが生活できるような環境を私達は作らなければなりません。 | |||||||||
ラリー・ベル | |||||||||
ササカワ国際宇宙建築研究所(SICSA)の所長でありヒューストン大学では実験建築における学士プログラムの教授を務めている。カルスパンS.R.L.航空宇宙研究開発会社である国際宇宙産業(SII)を共同で設立。さらに、国際宇宙団体(ISE)を共同で設立。かつてのソビエト連邦共和国の宇宙航行連盟により最高位 の3種の名誉賞のうち2つの名誉賞を受賞している。 | |||||||||
鳥にとっての最良の住みかは、自然がもたらすもの、つまり木だと思います。
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パット・ローリングス | |||||||||||||||||||||||
1955年テキサス州グリーンヒルに生まれる。ヒューストン大学クリアレイク校で応用デザインとビジュアルアートを学んだ後、エアロスペース社の関連企業Eシステムに勤務。 | |||||||||||||||||||||||